いきいき*せかんど~職業準備性講座~

いきいき*せかんど~職業準備性講座~

2017-10-10更新

 

いきいき福祉ネットワークセンターの野々山です。

 

今回はいきいき*せかんどで行っている職業準備性講座」という講座について紹介したいと思います

 職業準備性講座の様子画像

「職業準備性」という言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんが、「職業を問わず、社会人として働く上で必要とされる、行動や態度」のことを言います。

 自分の「職業準備性」がどれだけ整っているのかを知ることは就労を目指すにあたり、とても大切なことです。

また、その際に、他者からの評価もあわせて確認することで「自分の客観的な状態」を知ることにつながります。

高次脳機能障害の方の中には、自分自身の状態を客観的に見ることが苦手になっている方もいます。そのため、自己評価と他者評価に大きなズレが生じないよう、他者からの意見も参考にしていく必要があります。

 「職業準備性講座」では、メンバーさんにまず職業準備についての自己評価をつけてもらいつつ、あわせて、身近な家族やスタッフからの他者評価も確認してもらいます。どんな項目で、どれくらい差があるのか?を知ることで今まで見えなかった自分の課題に気づくことがあります。

 次に、見えてきた課題をもとに、自分で目標を立て、目標達成のための具体的な方法も考えます。そして、グループごとにメンバーさん同士で発表を行い、お互いにアドバイスを出し合うことでより良い今後の取り組みへの実践へとつなげていきます。

 ある日の話し合いでは、「疲れた時など、体調不良時の対処ができるようになること」を目標に挙げたメンバーさんに対して、「脳が疲れた時には寝て休息をとるとすっきりするよ」「深呼吸してみたらいいのでは」「精神的にイライラする場合は、好きなことをして気分を切り替えてみては」などのアドバイスをもらっていました。

 もらったアドバイスを日々の生活に活かすべく、メンバーさんたちは、社会復帰を目指しながら、また気持ちも新たに訓練に励んでいます。