いきいきカフェ

若年性認知症者の家族のためのカフェ

●開催予定日
平成31年1月31日(木)、2月28日(木)、3月28日(木)14:00~15:30
●場所
〒152-0003 東京都目黒区碑文谷5丁目12−20ライオンズマンション学芸大学第3 1F
※いきいき*がくだいの隣のビルの1Fです
●参加費
200円(コーヒーとお菓子)
●お問い合わせ
特定非営利活動法人 いきいき福祉ネットワークセンター 03-3713-8207 担当:川島・梅津

 

11月22日(木)いきいきカフェが開催されました。

2018.11.29更新
 
前回まではいきいき*がくだいの利用者Aさんがマスターとして美味しいコーヒーを入れてくださっていました。65歳を迎え通所されなくなったとのことで、今回からはマスター不在。いつもにこやかにコーヒーを入れておられたAさんにお逢いできないのはとても残念です。
認知症の家族のカフェというと重い雰囲気を想像されるかもしれませんが、みなさんの表情はとても穏やかです。癒される空間。和やかな空気が流れます。
カフェで交わされる会話を抜粋して箇条書きでリポートしようと思います。ご家族の生の声。もちろん大変なことも多いのですが、なんか、ちょっと笑っちゃうことも少なくないのです。
 

●最近食欲が無く困っている。「朝・昼・晩定時に食べることにこだわらず、おにぎりやサンドイッチなどを用意しておいて、食べたいときに食べさせるようにしてみたら」というアドバイスをもらったが、なかなか食べてくれない。

●食欲不振の時もあるが、食事自体に興味を示さない、もしくは食事自体を認知できないように感じる時もある。

●脱水症状が食欲不振に繋がる場合があるので、気つける必要がある。

●食事は一つのものをずっと食べてしまう。ラーメンなども混ぜないと具だけを食べたり、麺だけを食べたりする。三角食べができない。

●食べやすようにと丁寧に作ったサンドイッチを丁寧にバラして食べる。

●カレーなどはお皿が白いとご飯とお皿の境目がわからずカレーだけを食べてしまう方もおられる。

●皿の絵柄が食べ物だと勘違いして箸でつまもうとずっと皿を突っついていることがある。

●短期記憶の障害はかなり進行しているが、メディアでよく取り上げられる”食事をしてもすぐに食べたがる”といったことは、いままで一度も無い。食に対する執着が薄い場合は起こらないのかもしれない。個人差がある。メディアは食いつきやすいステレオタイプなイメージばかりを取り上げる。認知症の多様性も伝えるべきなのでは。

●朝目覚めると、食卓の上に時計と五徳が並べてあった。ほぼシュールレアリスム。

●失認の障害が進んできたためコミュニケーションが難しくなってきた。返事はするが意味がつかめていない様子。レスポンスがちぐはぐになってしまう。

●鏡に向かって楽しそうに話す。アルツハイマーの典型的な症状らしい。心配でポスターを張って鏡面を隠したが、翌日剥がされていた。鏡に映る人物は友人か何かのようだ。電車の窓に映る姿にも反応し、手を振ったりするのでちょっとカワイイが、恥ずかしくもある。危険はないのでそのままにしている。

●徘徊の対策として、朝全身の写真を撮影しておくと良い。靴に付けるGPSがあるが、その靴だけを履いてくれれば良いが、そうもいかないのでなかなか難しい。スリッパのまま出て行ってしまえばそれまで。

●意味は伝わらないことが増えてきたが、感受性は衰えていない。雰囲気を感じ取ることに関してはとても敏感。テレビなども雰囲気にシンクロすることが多い。志村けんに反応する。意味よりも面白い様子が伝わっているのかも。ネガティブなニュースにも同調するのですぐにチャンネルを変えるようにしている。

●独り言が増えてきた。注意するようにしたら、顔色を伺いながら「話してないよ。」といったポーズをとる。ちょっと笑ってしまう。トイレなどで席を立つと、その間にゴソゴソと部屋を物色したりするが、戻ると「動いてないよ、何もしてないよ。」と言ったようなポーズをする。子供のようだ。

●昔の音楽よりもJUJUの音楽がとても気に入っている。音楽に関する感受性も衰えない。音楽の力は偉大だ。

●マツコ・デラックスに反応する。昔オカマに反応していたので、今でもその感覚が残っているのかもしれない。

●人物がフレームアウトするとテレビの裏側に回る。テレビの人物が手を振ると、手を振り返す。

…などなど。

今日も色々なお話ができました。あっという間の1時間半でした。
次回開催は、平成31年1月31日(木)お気軽にご参加ください。
 


 
Information #001
いきいきのスタッフの方から ”ケアラー支援フォーラム2018”というイベントのフライヤーのコピーをいただきました。「ケアラーには、だれのどんな支援があったらいいのだろう?」というタイトルです。とても重要な視点だと思います。 チラシをダウンロード(pdf)
 


 
Information #002
エッセイスト、小説家、タレントの阿川佐和子さんが、自著「看る力 アガワ流介護入門」でお母様の介護生活を綴っています。帯に書かれてある「イライラしたら笑っちゃおう」という謳い文句につられて購入。色々参考になりました。
看る力 アガワ流介護入門 (文春新書)